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2008年04月01日

CTCの役割

どんな事に使われるんでしょうね。
ビックリです。

通常は、駅構内の分岐器や信号の操作は各停車場に設置された操作設備を駅長が操作を行う(これを「駅てこ扱い」という)。しかしこのシステムでは各駅に運転要員が必要になるうえ、コンピュータが未発達だったかつての運転指令所は、列車の運転状況は駅と電話連絡を行いながら把握するという、指令所と言いながらも駅のバックアップを受けなければ指令業務が出来ないという状態だった。

本装置では、各駅の信号や分岐器の操作はCTCセンターにある中央装置から各駅に設置されたCTC装置を介して行うので、運転要員はCTCセンターのみに配置すればよく、旅客の安全さえ確保できれば各駅の運転要員を無配置化することが可能となる。また、列車の運転状況はCTCセンターに設置された制御装置の画面にリアルタイムで表示させているため、指令範囲内の列車の運行状況を迅速に把握することができる。しかしこの装置だけでは、各駅で行っていた信号や分岐器の操作が一箇所で可能になっただけであって、本来判断作業に専念しなければならないCTC指令員が、信号や分岐器の操作も行わなくてはならない。よって現在では、CTC装置に自動進路制御装置(PRC)等を付加することで、実際の信号扱いを自動化している路線もある。

本装置の短所としては、列車無線の整備、分岐器の自動化、CTCセンターや各駅への装置設置など導入の際には相当の費用がかかることである。しかし導入後の業務効率化効果などは大きく、全国の多くの鉄道事業者がCTCを導入している。また近年は列車無線の整備はせず、乗務員にCTCセンターとの連絡用に携帯電話を持たせ、これに代えている鉄道事業者もある。

技術概念としては比較的簡単なためその歴史は意外と古く、1954年に名古屋鉄道において国内で最初に導入されており、国鉄においては1958年に伊東線に初めて導入された。1964年には東海道新幹線に開業時から導入され、これを日本初の本格的かつ大規模なCTCシステムと見なす場合が多い。1960年代以降から全国の国鉄・大手私鉄各路線で幅広く導入された。当初は列車本数が少ない地方幹線への導入が主であったが、自動進路制御装置(PRC)や列車運行管理システム(PTC)の技術が確立された1980年代以後は、首都圏などの高密度運転線区にも普及した。

2007年現在では、JRグループ各社や大手私鉄各社は勿論のこと、第三セクター鉄道も含め、日本の鉄道路線の大半はCTC化が完了している。但し、システムの都合などでCTCに移行できず、駅てこ扱いを現在でも続けている鉄道事業者・路線もある。また、高速かつ高密度な輸送で知られる京浜急行電鉄は、大師線・久里浜線を除きあえて列車の集中運行管理は行わず、各駅の信号扱所での個別管理方式を堅持している。輸送障害時の迅速なダイヤ復旧などには個別管理方式が優れている、という同社の考え方である。

引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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